ガーベラ根腐病菌に汚染したロックウール資材の熱水消毒法

タイトル ガーベラ根腐病菌に汚染したロックウール資材の熱水消毒法
担当機関 千葉県暖地園芸試験場
研究期間 2000~2000
研究担当者
発行年度 2000
要約 ガーベラ非循環式養液栽培では改植時においてガーベラ根腐病菌に汚染したロックウール資材を60℃以上の熱水に浸漬することで消毒できる。
背景・ねらい ガーベラ栽培では根腐病が発生して問題となっている。特にロックウール栽培で本病による被害が著しいため,熱水を利用した防除法について検討する。
成果の内容・特徴
  1. 防除効果:改植時のロックウール資材の消毒法として,小規模であれば、根腐病菌に汚染した資材を熱水により50℃(ロックウール内温度),1時間処理で防除できる(表1,図1)。また,規模の大きい生産者の圃場で行った試験では,60℃以上5時間処理で根腐病を防除できる(表2)。
  2. 熱水消毒の作業手順:(1)改植時に灌水チューブ(スミサンスイ,エバフロー等)をロックウール資材上に配置する。(2)放熱防止用にプラスチックフィルムなどで資材を覆う。(3)65~80℃の熱水を散水する。(4)ロックウール内の温度が不均一にならないように(図2),ベッドの様々な場所の温度を定期的に測定する。(5)温度村を避けるため、満水後1~3回ほど熱水を抜き,マット中の温度を60℃以上にあげた後,満水にして放置する。
  3. 経費:ホルマリン消毒に比べ,2/3程度の経費で済む(表3)。灌水用ホースを用いて既設の温湯暖房機の熱水をフィルムで被覆した資材上に流し込むだけなので,新しい機械を導入する必要はない(80℃まで熱水は既設のロックウールマット保温用のボイラーで沸せ、40mのマットを防除可能)。また,ロックウール栽培用資材として発泡スチロール,不織布,ロックウール,灌水用資材は80℃までの熱水では変質しないため,消毒用として別途に耐熱性資材の準備は不要である。
成果の活用面・留意点
  1. ロックウール資材の消毒法として他の疫病菌による作物病害にも応用可能である。
図表1 216394-1.gif
図表2 216394-2.gif
図表3 216394-3.gif
図表4 216394-4.gif
図表5 216394-5.gif
カテゴリ 病害虫 ガーベラ 改植 根腐病 防除 養液栽培

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる