| タイトル |
新地中加温システム利用によるトマト・ナスの数種土壌病害虫防除と冬期の草勢強化 |
| 担当機関 |
愛知県農業総合試験場 |
| 研究期間 |
2000~2000 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
2000 |
| 要約 |
本地中加温システムは、夏期の土壌消毒と冬期の草勢強化に地中加温の利用ができる。夏期の地中加温・太陽熱併用処理で、地下40cmまでのネコブセンチュウ及び地下60cmまでの青枯病菌が死滅。冬期20~25℃地中加温処理で、促成ナス収量が約20%増加した。
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| 背景・ねらい |
施設野菜栽培では、環境保全の見地から、くん蒸剤に変わる土壌病害虫防除技術の確立が急務である。栽培面では冬期の草勢維持が難しく、収量・品質が低下しやすい。これら両面解決するため、地中加温システムを利用し、夏期の土壌消毒、冬期の草勢維持効果を検討する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 地中加温処理は直径13mmの放熱パイプを地下60cmに埋設、温湯ボイラーで約70℃に加熱した媒体(プロピレングリコール)を循環させ行った。
- 地中加温と太陽熱処理を併用することにより1999年の処理では、45℃以上の地温は地下15cmで182時間、30cmで298時間、60cmで507時間確保できた。2000年の処理では、45℃以上の地温は、地下30cmで、358時間、60cmで 288時間確保できた(表1)。
- 地中加温と太陽熱処理を併用することにより、青枯病菌密度は検出限界値以下に低下したが、太陽熱処理のみの区では、40分の1に減少したにとどまった(表2)。
- 地中加温・太陽熱併用処理によりネコブセンチュウは、地下40cmまで検出されなくなったが、太陽熱処理のみの区では、地下30-40cmでは処理前より多く検出され、処理後はネコブセンチュウが地下20-40cmに移行した(表3)。
- トマト青枯病が多発したほ場において、地中加温・太陽熱併用処理を行うことにより顕著な防除効果が得られた(表4)。
- 促成栽培ナスを対象に、1999年11月~2000年3月の間、地中加温により根圏温度を20℃及び25℃として草勢維持効果を検討した。無加温に比べて草勢が強く維持されたため、両者とも収量が20%前後増加した。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 地中加温システムは土壌消毒に利用できるだけでなく、栽培面の活用が期待できる。
- 病原菌を死滅させる必要温度及び時間の最小値の検討が必要。
- 冬期の地温設定は、作物の種類や作型等を考慮して決定する。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
病害虫
青枯れ病
土壌消毒
トマト
なす
病害虫防除
防除
野菜栽培
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