| タイトル |
作業能率をアップするニホンスイセン球根用堀取機 |
| 担当機関 |
福井園試 |
| 研究期間 |
1998~2000 |
| 研究担当者 |
小森治貴
数馬俊晴
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| 発行年度 |
2001 |
| 要約 |
チューリップ等で用いられている球根掘取機を改良したニホンスイセン球根用掘取機は、従来の手作業能率の8倍である。
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| キーワード |
ニホンスイセン、球根用掘取機、作業能率
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| 背景・ねらい |
福井県花である越前スイセンは、近年、これまでの季咲き切り花栽培に加えて、出荷時期の拡大や高付加価値化を目指して促成切り花栽培、抑制切り花栽培および鉢物栽培が導入されており、これらの栽培に用いる球根を毎年植え付けし、掘り取る必要が出てきた。そこで多くの労働時間を要する掘り取り作業の省力化を図るために球根用掘取機の開発を行う。
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| 成果の内容・特徴 |
- チューリップ球根用堀取機を改良した。
主な改良点は、現地の栽培圃場が小さいことから圃場内での作業性を高めるため、原機より全長を450mm短くし、重量も95kg軽量化した。また、重粘土圃場での球根と土壌の分離性を向上させるため、揺動幅を20~30mm大きくし、揺動速度も38%速くした。さらに球根の収集作業を容易にするため、球根を畦の中央部に集めることができる脱着可能な装置を作業機後部に取り付けた(表1、写真)。 - 掘り取り作業時間は、畦長10m当たり14分であり、従来の手作業に比べ8倍の作業能率である。また、球根収集数は、機械掘り取りと人力掘り取りで差がない(表2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 本機を利用する場合、畦溝より低い位置や掘取機の作業幅よりも外側に球根を植え付けると球根の掘り残しや損傷する割合が高まるので、球根植え付けの畦幅を1m以内とするとともに、球根の底部を通路の高さより上の位置に植え付ける必要がある。
- 適用トラクタは、トレッドや地上高を考慮すると20ps程度以上が必要である。
- 本機は市販されている。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
高付加価値
出荷調整
省力化
すいせん
チューリップ
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