| タイトル | 安全に切断できるタラノキカッター |
|---|---|
| 担当機関 | 群馬農試 |
| 研究期間 | 2001~2002 |
| 研究担当者 |
(株)マツモト 原昌生 小林和弘 須田功一 村田公夫 |
| 発行年度 | 2002 |
| 要約 | 開発したタラノキカッターは、人力で穂木を切断位置に合わせてスイッチを押すと、電動丸ノコが移動して切断することができる。レーザーマーカーが目安になり切断位置を合わせ易く、回転するノコ刃に手を近づけないため安全である。駒木は長さ別に2段階に簡易選別できる。 |
| キーワード | タラノメ、切断、安全、選別、レーザーマーカー |
| 背景・ねらい | 群馬県は全国有数のタラノメ産地であり、中山間地を中心に冬季のふかし促成栽培が行われている。この作型は、1節ごとに切断した駒木を、水耕・保温して新芽を収穫する(図2)。ほ場から切り出してきた穂木の切断作業には、専用台に逆さ向きに取り付けた電動丸ノコを使用しており、多回数の単純な繰り返し作業であるが、芽の近くで精度良く切断するには熟練と集中力が必要であり、疲労がたまりやすい。その結果、指を切るなどの傷害の例も多く、切りかす粉塵による健康被害も懸念される。そこで、安全性が高く、疲労の少ないタラノキカッターを開発する。 |
| 成果の内容・特徴 | 1. タラノキカッターは、電動シリンダにより往復移動する電動丸ノコ、切断位置合わせ用のレーザーマーカー、駒木簡易選別機構(選別板とシュータ)、スイッチ類、制御部などで構成される(図1)。 2. 人力で穂木を供給しながら切断位置を合わせてスイッチを押すと、丸ノコが移動して1節切断される。丸ノコはカバーに覆われており、赤色の線形レーザーマーカーが切断位置の目安となるため、回転するノコ刃に手を近づけなくても、芽の近くを斜めに精度良く切断でき、安全性が高い。 3. 切断作業時間は慣行丸ノコと同程度であるが、連続作業しても疲れにくい(表1)。 4. 切断された駒木は、選別板により長短2種類に分かれるため(図3)、その後のトレイへの箱詰め時に並べやすい。選別長さは選別板の位置を変えることで調節できる。 5. 丸ノコによる切りかすは機体の下に落ち、ほとんど空中に飛散しない。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1. 共同で研究を行った(株)マツモト(群馬県高崎市、電話027-347-1921)より、平成14年秋から市販されている。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| カテゴリ | たらのき 中山間地域 |
| 新しい食感のこんにゃく食品 |
| オホーツク海沿岸重粘土の簡易排水法 |
| 抹茶の退色防止および分散性向上技術の開発 |