タイトル | 稲発酵粗飼料に調製した「クサユタカ」の牛用飼料としての栄養価 |
---|---|
担当機関 | 新潟県農業総合研究所 |
研究期間 | 2001~2003 |
研究担当者 |
関 誠 森山則男 水沢誠一 村松克久 長谷川昌伸 権平 弘 上原泰樹 笹原英樹 |
発行年度 | 2002 |
要約 | 「クサユタカ」を糊熟期または黄熟期に収穫した稲発酵粗飼料は、チモシー乾草と同等のエネルギー価を有する。また、この稲発酵粗飼料はチモシー乾草と同程度の物理性があるものの、糊熟期に比べ黄熟期で咀嚼時間が短くなる。 |
キーワード | 飼料用イネ、クサユタカ、栄養価、咀嚼時間 |
背景・ねらい | 水田の高度利用と飼料自給率の向上を目指して、稲発酵粗飼料の生産が急速に増加しているが、北陸地域では、食用品種による生産が主で、早生から中生の飼料用の専用品種開発が待ち望まれていた。一方、中央農業総合研究センター北陸研究センターで育成した北陸168号が、平成14年9月に「クサユタカ」として登録された。そこで、稲発酵粗飼料に調製した「クサユタカ」の牛用飼料としての飼料価値を明らかにし、その普及定着とあわせて稲発酵粗飼料の増産に資する。 |
成果の内容・特徴 | 移植栽培で栽培し、糊熟期(出穂後14日)と黄熟期(出穂後28日)に牧草収穫体系で収穫し、稲発酵粗飼料に調製した「クサユタカ」と輸入チモシー乾草についてホルスタイン種乾乳牛2頭及び未経産牛1頭を用いて、1期を14日とする消化試験を行い、あわせて咀嚼時間を測定した。
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 飼料用作物 水田 乳牛 品種 品種開発 |