| タイトル | 肉用鶏の飼料給与による銅、亜鉛排泄量低減対策 |
|---|---|
| 担当機関 | 静岡中小試 |
| 研究期間 | 2001~2003 |
| 研究担当者 |
池谷守司 |
| 発行年度 | 2003 |
| 要約 | 肉用鶏の飼料中に含まれる銅と亜鉛水準を、日本飼養標準に示された要求量のそれぞれ66.3%、83.8%に減量した飼料を給与しても発育に影響なく、銅で27~35%、亜鉛で11~17%程度ふん中への排泄濃度を低減できる。 |
| キーワード | 肉用鶏、低銅・低亜鉛飼料、銅、亜鉛排泄低減 |
| 背景・ねらい | 銅と亜鉛は鶏の生育に必要な微量元素であるが、不要な銅と亜鉛はふん中に排泄される。一方、環境保全意識の高まりから、ふん中への銅と亜鉛の排泄量低減化が課題となっている。そこで銅、亜鉛の添加水準を低くした飼料を肉用鶏に給与し、銅と亜鉛の排泄量低減化を試みる。 |
| 成果の内容・特徴 | 1. 肉用鶏後期飼料中の銅水準が5.3ppmで日本飼養標準(8ppm)の66.3%、亜鉛が33.5ppmで日本飼養標準(40ppm)の83.8%の飼料(試験区)と、さらに銅と亜鉛の水準を日本飼養標準要求量と同じになるように調整した飼料(対照区)を作成し(表1)、これらの飼料中にフィターゼ500単位と1000単位添加する区と無添加区を設け、これらの飼料を2002年1月8日餌付け市販肉用鶏コマーシャル雌ヒナ各区30羽2反復計360羽を用いて4週から7週まで給与した結果、以下の知見を得た。 2. 飼育成績に対する銅・亜鉛の水準、フィターゼの添加量の影響は見られない(表2)。 3. 調査期間における銅、亜鉛の排泄濃度はほぼ一定である。また試験区の銅排泄濃度は対照区より27~35%ほど低い(図1)。 4. 試験区の亜鉛の排泄濃度は対照区より11~17%低減される(図2)。 5. 銅・亜鉛排泄濃度に及ぼすフィターゼの効果は明確でない。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1. 銅と亜鉛の排泄量低減技術として期待できる。 2. 飼料摂取量の低下する夏季での調査が必要である。 |
| 図表1 | ![]() |
| カテゴリ | 鶏 |
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