| タイトル | 芳香性スイートピー新品種「スイートスノー(仮称)」、「スイートピンク(仮称)」の育成 |
|---|---|
| 担当機関 | 神奈川農技セ |
| 研究期間 | 1997~2004 |
| 研究担当者 |
山元恭介 柳下良美 |
| 発行年度 | 2005 |
| 要約 | 冬咲き性の芳香性スイートピー新品種「スイートスノー」は花色が白色で、やわらかく甘く粉っぽい香りをもつ。「スイートピンク」は明紫赤と紫ピンクの複色系で草や葉を想像させるグリーン感を伴うバラの花のような香りをもつ。 |
| キーワード | 冬咲き性、芳香性、スイートスノー、スイートピンク |
| 背景・ねらい | 近年は観賞時の花の香りについても関心が高まり、芳香を有する新規花きの導入が求められている。スイートピーで最も強い芳香を有する夏咲き品種・系統は冬期の切り花としての利用が困難である。そこで、冬期温室栽培に適した冬咲き性で強い芳香を有するスイートピー品種を育成する。 |
| 成果の内容・特徴 | 「スイートスノー」 1. 育成経過 1997年に「Prince Edward of York」(開花の習性は夏咲き性、芳香は強、花色は明紅)を子房親、「イースターパレード」(開花の習性は冬咲き性、芳香は弱、花色は黄白)を花粉親として交配を行った。自殖後代から、冬咲き性、芳香は強、小花数は4個以上、花色が黄白のものを選抜して固定を図り2002年にF6で形質の安定した系統を得た。2003~2004年に特性調査を行い有望と判断し育成を完了した。 2. 品種特性 1) 開花の習性は冬咲き性である(表1)。 2) 芳香の強度は強くやわらかく甘く粉っぽい(パウダリーな)香りを有している(図2)。 3) 花色は黄白で、花柄長はやや短く、1花房当たりの小花は3~5個で、花径は約4cmで花形はオープンである(図1および表2)。 「スイートピンク」 1. 育成経過 1997年に「イースターパレード」を子房親、「Lord Nelson」(開花の習性は夏咲き性、芳香は強、花色は濃赤味紫)を花粉親として交配を行った。自殖後代から、冬咲き性、芳香は強、小花数は4個以上、花色が明紫赤のものを選抜して固定を図り2002年にF6で形質の安定した系統を得た。2003~2004年に特性調査を行い有望と判断し育成を完了した。 2. 品種特性 1) 開花の習性は冬咲き性である(表1)。 2) 芳香の強度は強く、草や葉を想像させるグリーン感を伴うさわやかでバラの花のような香りを有している(図2)。 3) 花色は旗弁色が明紫赤、翼弁色が紫ピンクの複色系で、花柄長はやや短く、1花房当たりの小花は4個で、花径は約4cmで花形はオープンである(図1および表2)。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1. 名称の「スイートスノー」、「スイートピンク」は仮称 2. 独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構から品種登録を出願 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| カテゴリ | 新品種 ばら 品種 |
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