| タイトル | 育苗期のチンゲンサイに効果のある作物生育促進菌 |
|---|---|
| 担当機関 | 静岡農試 |
| 研究期間 | 2002~2006 |
| 研究担当者 |
小杉徹 中村仁美 神谷径明 |
| 発行年度 | 2005 |
| 要約 | 選抜した生育促進菌9菌株は、チンゲンサイ種子を菌培養液に浸せき後播種することにより、チンゲンサイ育苗期の地上部重及び根重を約10%~20%増加させる。 |
| キーワード | チンゲンサイ、作物生育促進菌、育苗期 |
| 背景・ねらい | 放射線を利用して、生育促進菌の変異を誘起し強力な機能を持つ菌株の作出を目指すため、候補菌となるチンゲンサイに効果のある作物生育促進菌を選抜する。また、生育促進菌で施肥利用率を向上する等、土壌微生物も利活用した環境保全型施肥体系を確立する。 |
| 成果の内容・特徴 | 1. 菌の接種は、種子を菌培養液に1~2時間浸せきすることにより行う。播種後余った菌培養液は、培土に一定量添加する。また栽培は、気温、日照条件、水分が制御された条件下で、無肥料で行う(表1)。 2. 選抜した作物生育促進菌、A30、A40黄、A40白、A54、C24-1、C47-1、C52、C69、 C83-1の9菌株を播種することにより、チンゲンサイ育苗期の地上部重は、9~20%、根重は12~22%増加する(表2、表3)。 3. 16SrDNAによる菌同定の結果、A40黄は Pseudomonas fulva、A54は Streptomyces antibioticusと類推された(表4)。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1. 根圏細菌8896株の中からチンゲンサイ初期根長による一次選抜法(平成12年度成果情報)で選抜した81菌株のうち、予備選抜(ほ場温室でバーミキュライトを培土とした菌の選抜、及び一次選抜法を複数回反復することによる選抜)で効果の認められた菌株を実験に供試した。 2. シャーレ発芽試験を行い、根の初期根長促進効果を示す種子の菌浸せき時間は、1~2時間が適当と判断した(データ略)。 3. 今回の9菌のうち、A40白、A40黄は、トマトの育苗期に、A54はメロンの育苗期根重に、効果のある菌であった(平成15年度成果情報)。 4. 生育促進効果のメカニズムは検討中。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| カテゴリ | 肥料 育苗 施肥 チンゲンサイ トマト 播種 メロン |
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| トマト、メロン育苗期に効果のある作物生育促進菌 |