| タイトル | 三元交雑豚WLDの産肉性に及ぼす止め雄系統の影響 |
|---|---|
| 担当機関 | 千葉畜総研 |
| 研究期間 | 2005~2006 |
| 研究担当者 |
鈴木邦夫 高橋圭二 園原邦治 岡崎好子 |
| 発行年度 | 2006 |
| 要約 | 系統豚「ボウソウW」の有効利用を図るため、止め雄としてユメサクラ、シモフリレッド、サイボクの3系統を交配した三元交雑豚WLDの産肉性について比較したところ、ユメサクラとの組合せでは発育成績、上物率が良く、サイボクではロース断面積が大きく、肉質が良い傾向にある。 |
| キーワード | ボウソウW、WLD、組合せ、産肉性 |
| 背景・ねらい | 本県では大ヨークシャー種の純粋種資源が少なく、その資源確保と、より安定した三元交配の肉豚生産を図ることを目的に、1994年から大ヨークシャー種の系統造成に着手し、2001年に系統豚「ボウソウW」として認定された。また、2004年にはランドレースの系統造成が完了し、「ボウソウL3」として認定を受けたところである。 そこで、「ボウソウW」の効率的利用を図るため、ランドレース種(ボウソウL3)との交配によるF1母豚WLを作出し、交配雄としてデュロック種3系統(ユメサクラ、シモフリレッド、サイボク)を用いた三元交配豚WLDの産肉性並びに肉質について比較検討する。 |
| 成果の内容・特徴 | 1. 発育成績は、30kg並びに110kg到達日齢、1日平均増体重で組合せ間に有意な差が認められ、WL×ユメサクラの組合せが良好な成績である。(表1) 2. と体成績は、WL×サイボクの組合せが、背脂肪厚、ランジル部脂肪厚ともに薄くなる傾向にあるが、ロース断面積は他の組合せと比較し大きく有意な差が認められ、肉量の多い枝肉である。(表2) 3. 枝肉の格付けによる上物率は、WL×ユメサクラの組合せが76.5%と最も高く、シモフリレッドが56.7%、サイボクが50.0%であり、ユメサクラの組合せが良好な成績である。(図1)。 4. 肉質成績は、WL×サイボクの組合せが、加熱損失が少なく、伸展率、加圧保水力が高い傾向にあり良質な肉質特性である。(表3) |
| 成果の活用面・留意点 | 1. 三元交雑豚の肥育は、30~110kgまで全期間、新豚産肉能力検定用飼料(TDN:74.5%以上、CP:14.5%以上)を不断給餌している。 2. 系統豚ボウソウL3、ボウソウWの利用農家での活用が期待できる。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| カテゴリ | 豚 |
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