| タイトル | Ⅴ溝直播栽培コシヒカリは高温登熟条件下でも移植栽培より高い整粒歩合を確保できる |
|---|---|
| 担当機関 | 愛知農総試 |
| 研究期間 | 2005~2006 |
| 研究担当者 |
小出俊則 谷俊男 林元樹 平岩確 野村有美 杉浦和彦(水田利用G) 小西敏郎(企画普及部) 加藤満 田中義信(海部普及課) 久保田重正(西三河普及課) 片岡幸次(西尾駐在) 遠藤征馬 上田幸治(安城普及課) 落合敏弘(豊田加茂普及課) |
| 発行年度 | 2006 |
| 要約 | Ⅴ溝直播栽培されたコシヒカリの収量、玄米タンパク質含量は移植栽培と同等である。出穂後20日間の平均気温が移植栽培より高い条件下でも、乳白粒や基部未熟粒の発生は移植栽培より少なく、整粒歩合は移植栽培より高い。 |
| キーワード | 水稲、不耕起Ⅴ溝直播栽培、整粒、基部未熟粒、乳白粒 |
| 背景・ねらい | 水稲不耕起Ⅴ溝直播栽培(以後、Ⅴ溝直播)は、平成18年には愛知県内で1,096haまで普及しており、主要な作付け品種はコシヒカリである。一方、愛知県においても高温登熟によるコシヒカリの玄米外観品質低下が問題となっているが、Ⅴ溝直播されたものについて十分な評価がなされていない。そこで、Ⅴ溝直播によるコシヒカリの作付けが多い県内5普及課管内において品質実態を明らかにし、本県産米の品質向上に資する。 |
| 成果の内容・特徴 | 1. 愛知県において3月中旬~4月中旬にⅤ溝直播されたコシヒカリの出穂期は、4月下旬~5月上旬に移植されたコシヒカリより7日前後遅れ、7月第6半旬~8月第1半旬となる(図1)。 2. 2005年及び2006年ともに、Ⅴ溝直播における出穂後20日間の平均気温は28℃となり、移植より約0.5℃高い高温条件となる。一方、出穂後20日間の日照時間は移植と同等である(図1)。 3. Ⅴ溝直播は移植と比較し、穂数が多く、1穂粒数が少ない。一方、収量、千粒重、登熟歩合、m2当り籾数、玄米タンパク質含量は移植と差がない(表1)。 4. Ⅴ溝直播は移植に比較し、乳白、基部未熟、腹白の割合は低く、整粒歩合は高い(表2)。 5. 1穂粒数が同一の場合、Ⅴ溝直播は移植より整粒歩合が高い(図2)。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1. 本成果は、愛知県における播種時期3月中旬~4月中旬、施肥窒素量8kg/10a前後のⅤ溝直播されたコシヒカリに適用できる。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| カテゴリ | 直播栽培 水稲 施肥 播種 品種 |
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