タイトル | 「エンレイ」縮緬じわ粒の種皮表面微細構造と種皮の透水性の違い |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2006~2010 |
研究担当者 |
乙部和紀 大野智史 |
発行年度 | 2008 |
要約 | 縮緬じわ粒の側面種皮では、縮緬じわのない正常粒と比較して、種皮表面の微細凹凸構造が有意に少なく透水性が低いが、しわが形成される背側種皮は凹凸構造に差はなく透水性が高い。 |
キーワード | ダイズ、縮緬じわ、種皮、表面粗さ、透水性 |
背景・ねらい | エンレイに頻発する縮緬じわ粒は裂皮粒と同様に障害粒に分類され、格落ち要因となる。しわの発生には栽培環境や生理的要因が関わっていると言われているが、種皮構造上のいかなる違いが縮緬じわの発生に関与しているかは未解明である。一方で、収穫後の乾燥調製時におけるしわ発生メカニズムから、縮緬じわの発生にも、種皮の吸水・膨潤特性との関連が示唆される。すでに石豆(硬実)ダイズの吸水阻害機構の解析により、種皮表面微細凹凸構造と種皮透水性との関連は明らかにされている。本成果情報では、縮緬じわ粒の部位による種皮構造の違いを定量的に捉え、透水性と縮緬じわ形成との関連を示す。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
図表5 | ![]() |
図表6 | ![]() |
図表7 | ![]() |
図表8 | ![]() |
カテゴリ | 乾燥 大豆 |