ビタミンC残存量を高く保持する柿葉茶の製造方法

タイトル ビタミンC残存量を高く保持する柿葉茶の製造方法
担当機関 しまねの味開発指導セ
研究期間 2002~2003
研究担当者 松崎 一
鶴永陽子
発行年度 2003
要約 柿葉を蒸熱処理10分程度施した後に機械乾燥すると、ビタミンCを高く保持する柿葉茶を製造することができる。
キーワード カキ「西条」、柿葉、蒸熱処理、機械乾燥、ビタミンC、柿葉茶
背景・ねらい 柿果実は主に生果、干し柿として利用されているが、ビタミンCを豊富に含む葉はほとんど利用されていない。そこで、柿葉の有効利用および他の柿葉茶製品との差別化を図るため、ビタミンC残存量を高く保持できる柿葉茶の製造方法を開発する。
成果の内容・特徴
  1. 柿葉のビタミンC含量は、甘柿、渋柿で明確な差はなく、他の農産物と比較して高い(図1)。
  2. 6月中旬のカキ「西条」の葉を用いて,蒸熱処理を10分程度施すことにより、半年間常温保存した場合でも高いビタミンC残存量を保持できる(図2)。
  3. 日陰乾燥よりも短時間で乾燥できる機械乾燥の方がビタミンC残存量を高く保持できる(図2)。
  4. 市販柿葉茶10種のビタミンC含量はいずれも低く、12.5mg/100g~32.0mg/100gの値である(図3)。

成果の活用面・留意点
  1. 品種や柿葉の採集時期により葉の厚さが異なるので、適切な蒸熱時間については個別に検討を要する。
  2. 安全性の観点から、使用する柿葉は無農薬が望ましい。
  3. 高ビタミンC含有柿葉茶として、他製品との差別化につなげることができる。

図表1 219651-1.jpg
図表2 219651-2.jpg
図表3 219651-3.jpg
カテゴリ 病害虫 かき 乾燥 茶 農薬 品種

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