タイトル |
デジタルカメラ画像による水稲のイノシシ倒伏被害面積の高精度推定 |
担当機関 |
広島農技セ |
研究期間 |
2001~2003 |
研究担当者 |
松田真典((株)サタケ)
星野 滋
大澤昭一((株)サタケ)
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発行年度 |
2004 |
要約 |
イノシシによる倒伏被害水田をデジタルカメラで撮影し、画像処理ソフトで変換すれば、目視よりも高い精度で被害面積を推定することができる。
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キーワード |
イノシシ、水稲倒伏被害、デジタルカメラ、画像処理ソフト、被害面積推定
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背景・ねらい |
水稲の被害状況の把握は目視によって行われているのが実態であり、被害査定では査定者による個人差が大きい。そのため、より客観的で精度の高い測定技術が求められている。そこで、デジタルカメラ画像を用いたイノシシ倒伏被害の把握法を検討する。
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成果の内容・特徴 |
- イノシシによる倒伏被害水田(2002年7圃場、2003年11圃場)において、被害時期に実地検証による実測被害面積データ、市町村担当者が畔から目視した被害割合および圃場整備の圃場図、デジタルカメラによる被害圃場の画像データを収集する。
- 目視による被害割合に基づき推定被害面積を算出する。また、デジタルカメラ画像は画像処理ソフト(圃場被害面積算出システム® 、株式会社サタケ)により、圃場図とともに真上から見た画像に変換し、倒伏被害部分を切り出して倒伏被害面積を算出する(図1)。
- 実測した倒伏被害面積(Y)とデジタルカメラにより算出した倒伏被害面積(X1)との関係はY = 1.203X1 - 0.004、r = 0.956、 n=18、 p0.001で表わされる。実測した倒伏被害面積(Y)と目視により算出した倒伏被害面積(X2)との関係はY = 1.357X2 - 0.357、r = 0.749、 n=18、p0.001で表わされる。圃場被害面積算出システム®により算出される被害面積は、目視により算出される倒伏被害面積よりも高い精度で実測面積に近似する(図2)。
- 以上のことから、デジタルカメラ画像により算出する被害面積の推定法は、目視調査よりも精度は高く、市町村のイノシシ被害面積をより正確に把握することができる。
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成果の活用面・留意点 |
- 解析に用いるデジタルカメラ画像は撮影角度に関係なく、なるべく圃場全体が入るように撮影した画像を用いる。もし、全体が入らない場合は圃場にマーカーでポイントを定め,地図上にマーカーの位置を記録する。
- 圃場被害面積算出システム®は商品化され販売されている。
- デジタルカメラ画像による被害面積の測定は水田でのトビイロウンカによる坪枯れや風による倒伏被害などにも利用できる。
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図表1 |
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図表2 |
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カテゴリ |
画像処理
水田
水稲
測定技術
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