タイトル | 放牧を活用した黒毛和種経産牛肉の高付加価値化技術 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター |
研究期間 | 2006~2008 |
研究担当者 |
松本和典 柴田昌宏 小林英和 高橋佳孝 |
発行年度 | 2008 |
要約 | 産次が進み繁殖供用を終えた黒毛和種経産牛を放牧で仕上げることで、舎飼で肥育した場合や去勢牛と比べてα-リノレン酸や共役リノール酸を多く含む牛肉となる。また、食味は去勢肥育牛と比べてサーロインではやや劣るがヒレはほぼ同程度である。 |
キーワード | 放牧、黒毛和種経産牛、食味、α-リノレン酸、共役リノール酸 |
背景・ねらい | 産次が進み繁殖供用が困難となった黒毛和種経産牛は、食肉としての市場価値は低いが、牛肉に付加価値を付けて消費需要を掘り起こすことができれば、繁殖農家にとって新規繁殖牛導入のための原資となる。また、高齢の経産牛であっても黒毛和牛としての美味しさは保持していると考えられることから、健康によい付加価値を付けることができれば、安全・安心・安価でヘルシーな牛肉を求める消費者ニーズに応えられる牛肉となり得る。さらに、放牧を活用することで耕作放棄地の有効利用と飼料自給率の向上にも貢献する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
カテゴリ | 高付加価値 肉牛 繁殖性改善 良食味 |