タイトル | ケトン測定器を用いた血中3-ヒドロキシ酪酸による牛の簡易双胎妊娠診断 |
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担当機関 | 九州農業試験場 |
研究期間 | 1998~1999 |
研究担当者 |
赤木悟史(畜試) 中西雄二 渡辺伸也 |
発行年度 | 1998 |
要約 | 双胎牛の血中3-ヒドロキシ酪酸濃度は分娩前90日において単胎牛より有意に高く、分娩前60日以降急激に増加する。分娩前60日以降において、ケトン測定器により測定した全血中3-ヒドロキシ酪酸濃度が800μmol/l以上の場合、ほぼ双胎妊振と診断できる。九州農業試験場・畜産部・育種繁殖研究室 |
背景・ねらい | 近年、肉用繁殖農家において、子牛生産率の向上を目指して、胚移植を利用した双子生産が試みられているが、双胎妊娠の場合、単胎妊娠に比べて妊娠後期の代謝障害および分娩時の事故が多発している。よって、事前に双胎妊娠を診断し、適切な管理によって、それらを未然に防止する必要がある。そのため、ケトン測定器を用いた妊娠後期における双胎妊娠の簡易診断法の開発を試みた。 |
成果の内容・特徴 | 体内および体外受精由来胚を左右両子宮角に移植して妊娠させた双胎牛(12頭)と人工授精により妊娠させた単胎牛(8頭)を実験に用いた。
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成果の活用面・留意点 | <
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 育種 簡易診断 繁殖性改善 |