秋冬期におけるスプリンクラー防霜とチャ冬芽の耐凍性

タイトル 秋冬期におけるスプリンクラー防霜とチャ冬芽の耐凍性
担当機関 鹿児島県茶業試験場
研究期間 1998~2000
研究担当者 烏山光昭
大迫剛太
中村憲知
発行年度 1998
要約 チャ冬芽の凍害率は、耐凍性獲得までは、5日間移動平均気温の推移と同調する。また、この時期スプリンクラー防霜により、冬芽の水分含有率が高まり凍害をやや受けやすいが、耐凍性を獲得する時期は変わらない。鹿児島県茶業試験場・栽培研究室
背景・ねらい 茶園の秋整枝以後に形成され翌春の一番茶芽となる冬芽は、初霜期以後の降霜により芽つぶれを起こしている。そこで、スプリンクラー防霜が行われているが、冬芽の凍害率と水分含有率との関係が深いことから、秋冬期におけるスプリンクラー防霜が冬芽の耐凍性獲得に与える影響について検討する。
成果の内容・特徴
  1. 摂氏-6度に対する冬芽の凍害率は、耐凍性を獲得するまでは5日間移動平均気温(低温処理前4日間と処理当日の平均気温の平均値)の推移と同調する。12月中旬以降、耐凍性を獲得すると5日間移動平均気温との相関はなくなる(表1.図1)。
  2. 冬芽の水分含有率は、秋冬期にスプリンクラー防霜を行うことでやや高まる(図2)。
  3. スプリンクラー防霜区の場合、冬芽を獲得するまでは無防霜区よりも凍害率がやや高くなるが、耐凍性を獲得する時期は変わらない(図1)。
成果の活用面・留意点
  1. 冬芽が耐凍性を獲得する時期を見極める
  2. 秋冬期防霜の必要な「ゆたかみどり」に適応する
図表1 220941-1.gif
図表2 220941-2.gif
図表3 220941-3.gif
カテゴリ 茶 凍害

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