| タイトル |
ジャガイモシストセンチュウの植え付け前土壌中卵密度と収量の関係 |
| 担当機関 |
長崎県総合農林試験場 |
| 研究期間 |
1998~1998 |
| 研究担当者 |
寺本健
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
バレイショ(品種「ニシユタカ」)の収量が10%減収となるジャガイモシストセンチュウの植え付け前土壌中卵数は、春作では生土1g当たり32個、秋作では同36個と推定される。
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| 背景・ねらい |
ジャガイモシストセンチュウはバレイショ根部に寄生し、多大な減収をもたらすため、バレイショの重要病害虫のひとつとなっている。これまで、本種の発生は寒冷地に限られていたため、暖地での発生生態は不明な点が多く、要防除水準の設定もなされていない。そこで、春秋連作ほ場において本県の主要品種であるニシユタカを用い、本種の被害解析試験を行い、要防除水準を設定する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 春作において被害が出始める線虫密度(耐性限界密度)は、植え付け前の生土1g当たり卵数21.5個と推定される。この密度を超えると、植え付け前の生土1g当たり卵数(X)と本種無被害株との収量比(Y)には、Y=0.421+0.579*0.990(X-21.5)(r=0.942)の回帰式が得られる。収量比が0.9、すなわち10%減収となる植え付け前の生土1g当たり卵数は32個と予測される(図1)。
- 秋作における耐性限界密度は、植え付け前の生土1g当たり卵数6.1個と推定される。限界密度を超えるとY=0.537+0.463*0.993(X-6.1)(r=0.664)の回帰式が得られ、10%減収となる植え付け前の生土1g当たり卵数は36個と予測される(図2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 植え付け前の土壌中卵数を調査することにより、減収量を予測し、防除要否判断の基準となる。
- 本成果は品種「ニシユタカ」を用い、細粒黄色土で行った実験に基づいているので、品種及び土性等の条件が異なれば、この関係式は変化する可能性がある。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| カテゴリ |
病害虫
害虫
春作
ばれいしょ
品種
防除
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