タイトル | 乾燥大麦根に含まれる酵素のシュウ酸分解特性 |
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担当機関 | 福岡県農業総合試験場 |
研究期間 | 1998~1999 |
研究担当者 |
山下純隆 久保田朗 深堀奈保子 |
発行年度 | 1998 |
要約 | 液状食品中のシュウ酸は、乾燥した大麦根に含まれるシュウ酸オキシダーゼを好気的条件下で作用させることにより分解させることができる。乾燥大麦根1g当たりのシュウ酸分解能力は、380mgのシュウ酸を含んだpH3.5の1000mlの緩衝液中では温度摂氏37度で1時間に約160mgのシュウ酸を分解する。 |
背景・ねらい | シュウ酸は、一部食品の中に含まれ、体内に摂取されると種々の臓器において不溶性のシュウ酸カルシウムになってカルシウムの吸収を阻害するとともに、腎臓結石の原因とも言われている。また、シュウ酸は、食品添加物として使用が認められているものの、植物性自然毒に分類され、最終食品完成前に中和または除去することが義務づけられている。そこで、シュウ酸を含有する食品の低シュウ酸化を図るために、大麦の根に含まれる酵素・シュウ酸オキシダーゼのシュウ酸分解特性を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 大麦 乾燥 茶 |