4・5月出荷用スイートコーンのセル育苗技術

タイトル 4・5月出荷用スイートコーンのセル育苗技術
担当機関 沖縄県農業試験場
研究期間 1998~1998
研究担当者
発行年度 1999
要約 スイートコーンのセル成形苗育苗には、200穴トレイを用いた2粒播きあるいは山東菜の混播で、10日育苗が最適である。15日育苗は、直播や10日育苗より収量・品質の面で若干劣る傾向にあるが、許容範囲である。沖縄県農業試験場・園芸支場・野菜研究室
背景・ねらい 1~2月中旬に収穫するレタス後圃場(全面マルチ)を利用し、4・5月出荷用スイートコーンを栽培することで農業所得の増加が見込まれる。しかし当該出荷時期の収穫を可能にするためには、直播の播種時期が1月中・下旬に限定され、レタスの収穫前になる。その対策と生産安定を図るためには、セル成形苗の利用が有効と思われるので、セルトレイの種類・育苗日数・混播処理が根鉢形成・収量・品質に及ぼす影響を検討する。
成果の内容・特徴
  1. セル苗の根鉢形成(表1)
    1. 1粒播きでは、育苗日数は15日以上必要である。
    2. 15日育苗における、2粒播きおよびダミーとしての山東菜の5~6粒混播は、根鉢形成促進に若干効果があったので、10日育苗では十分効果があるものと推定される。床土増量は根鉢形成に効果が無く、定植時に根が切れるので不適である。50穴および72穴は15日以上の育苗でも概して根鉢形成が不十分である。
  2. 収量(表2)
    1. セルトレイの穴数および育苗日数はいずれも穂重に影響を及ぼす。特に育苗日数が大きく影響し、10日では直播との収量差はないが、15日を超えると穂重は軽く、L級以上の占める割合も低くなる。
    2. 2粒播き・山東菜混播・床土増量処理と1粒播きとの間に収量差は無い。
  3. 品質(表2)
    1. 先端不稔率が10%以下の個体数の割合で表されるA品率は、年次変動が大きく判然としないが、トレイの穴数が多くなるほど、且つ育苗日数が長くなるほど低下する傾向にある。
成果の活用面・留意点
  1. 試験に使用した品種は「カクテル600」であるが、本技術は他の品種でも十分応用可能である。
  2. 育苗日数は、長くても15日を限度とする。
図表1 221225-1.jpg
図表2 221225-2.jpg
カテゴリ 育苗 栽培技術 出荷調整 播種 品種 レタス

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