| タイトル |
ミヤコワスレのセル成型苗の氷温貯蔵による12〜4月出し栽培 |
| 担当機関 |
福岡農総試 |
| 研究期間 |
1998~1999 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1999 |
| 要約 |
ミヤコワスレの大苗(葉数9~12枚)を6月にセル成型トレイに移植して養成し、氷温(摂氏-2度)の冷蔵庫に貯蔵した後、10~1月に順次ハウスに定植して栽培すると、12~4月に良質の切り花が収穫できる。氷温貯蔵前に摂氏5度で14日間予冷処理すると、開花期が早くなる。福岡農総試・園芸研究所・野菜花き部・花き花木研究室
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| 背景・ねらい |
ミヤコワスレの苗は、春に採花した株を圃場に据え置くか、または山上げを行って養成している。しかし、本種は夏季の高温・乾燥に弱く、株枯れ等が多発することから良苗の確保が困難となっており、このことが作期の拡大を制限し、切り花品質の低下を招く要因となっている。そこで、夏季の高温による生育悪化前に掘り上げた株を利用する良苗確保技術と、その苗を用いた作期の前進化および切り花品質向上技術を確立する。
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| 成果の内容・特徴 |
- ミヤコワスレの採花後の株を6月中旬に掘り上げ、株分けした苗をセル成型トレイ(128穴)に移植して20日間養成後、氷温(摂氏-2度)の冷蔵庫に貯蔵すると、5カ月にわたって苗を保存できる。この苗を用いて10月上旬から1月中旬にかけてハウス内に定植し、摂氏12度で加温栽培すると12月上旬~3月中旬に、また、1月上旬に無加温ハウスに定植して栽培すると4月上旬に良質の切り花が収穫できる(図1)。
- 氷温貯蔵前の予冷処理として、セル成型苗を摂氏5度に14日間置くと開花期が早くなる(表1)。
- 氷温貯蔵に用いる苗は葉数9~12枚の大苗がよく、それ以下の小苗に比べて開花期が早く、切り花長が長くなる(表2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- ミヤコワスレ栽培地域における良苗確保および作期拡大技術として活用できる。
- セル成型苗は、冷蔵庫に入庫する3日前から灌水を控え、用土の含水比を200%(パーライト1:水2、重量比)程度にして貯蔵する。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
乾燥
栽培技術
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