| タイトル |
キク「秀芳の力」の葉肉プロトプラストからの植物体の効率的な再生法 |
| 担当機関 |
福岡県農業総合試験場 |
| 研究期間 |
1998~1998 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1999 |
| 要約 |
キク「秀芳の力」の葉肉プロトプラストは、NN67培地を用いて7日毎にショ糖濃度を低下させた培地を追加すると分裂が促進される。分裂増殖した細胞塊をMS培地に置床してカルスを形成させ、その後BA2mg/lとGA30.2mg/lを添加したMS培地に移植すると植物体が効率的に再生する。福岡県農業総合試験場・生産環境研究所・生物資源部・生物工学研究室
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| 背景・ねらい |
園芸作物の育種において、従来の交雑法では目的とする形質のみの導入が困難であり、また、新品種の育成に長い年月を要することから、葉肉プロトプラストを用いた遺伝子組換えやイオンビーム照射による変異誘発等の新技術の活用が求められている。これらの新技術を用いた育種では、葉肉プロトプラストからの植物体の再生が重要な課題であり、この方法を確立する。
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| 成果の内容・特徴 |
- キク「秀芳の力」の葉肉プロトプラストの分裂はNN67培地(Nitsch & Nitsch、1967) を用い、ショ糖濃度を0.4Mとして、その後7日毎に0.1Mずつ低下させた培地を追加することにより促進される(写真1、図1)。
- 分裂増殖した細胞塊を、BA2mg/lとNAA0.5mg/lを添加したMS寒天培地に置床すると、約30日で葉肉プロトプラストの約半数がカルスを形成する(写真2、図1)。
- 葉肉プロトプラスト由来カルスを、BA2mg/l及びGA30.2mg/lを添加したMS寒天培地に移植すると、約4カ月後にカルスの約1/3が植物体に再生し、再生率は従来の2倍以上に向上する(写真3、図1)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 葉肉プロトプラストを用いた遺伝子組換えやイオンビーム照射による変異誘発等に活用する。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
育種
きく
新品種
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