家畜ふん堆肥のブレンド施用が桑の収量ならびに飼育に及ぼす効果

タイトル 家畜ふん堆肥のブレンド施用が桑の収量ならびに飼育に及ぼす効果
担当機関 鹿児島県蚕業試験場
研究期間 1999~2000
研究担当者 遠嶋太志
山下徹志
川越守昭
発行年度 2000
要約 桑園への化学肥料代替として年間窒素成分34kg/10a等量のペレット化した家畜ふん堆肥による有機質肥料(新機能性有機質肥料)を投入し,化学肥料区と同等の桑の収量ならびに飼育成績を得た。新機能性有機質肥料は,慣行の金肥に代替できることが実証される。鹿児島県蚕業試験場・栽桑研究室
背景・ねらい 種々の家畜ふん堆肥のブレンド化した有機質肥料(新機能性有機質肥料)が桑の生育、収量に及ぼす効果を検討するとともに、蚕飼育による葉質を調査した。
成果の内容・特徴
  1. 新機能性有機質肥料の3区(牛・豚区、豚・鶏区、牛・鶏区)は桑の収量について対照区以上の成績が得られる(表1)。
  2. 蚕の飼育試験は99年初秋蚕の豚・鶏区において健康度が懸念されたが、3年間の成績は3区とも対照区と同等である(表2)。
  3. 繭質も、新機能性有機質肥料の3区とも対照区と同等である(表3)
成果の活用面・留意点
  1. 西南暖地の栽桑指針として活用する。
  2. ペレット肥料については市販されてないことから、家畜ふん尿をそのまま使用することになるが、使用に当たっては必ず完熟したものを使用しなければならない。
図表1 221394-1.jpg
図表2 221394-2.jpg
図表3 221394-3.jpg
カテゴリ 土づくり 肥料 機能性

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