ぼかし肥料の原料とアンモニアガス障害防止効果

タイトル ぼかし肥料の原料とアンモニアガス障害防止効果
担当機関 福岡県農業総合試験場
研究期間 1999~1999
研究担当者
発行年度 2000
要約 ぼかし肥料の原料として菜種油かす及び魚粕に加え、土または米ぬかを用いることにより、電照ギク栽培におけるアンモニアガス障害の発生を抑制できる。福岡県農業総合試験場・化学部・作物栄養研究室
背景・ねらい ぼかし肥料は、種々の有機質肥料や資材を配合して発酵させた肥料のことで、一般の有機質肥料に比べて肥効が高く、ガス障害が少ないと言われており、施設栽培での利用が期待されている。しかし、現在使用されているぼかし肥料は、製造法がまちまちで、肥効の発現パターンや作物の生育に及ぼす影響などが明らかにされていない。特に作物に対するガス障害抑制効果について検討された事例はなく、不明の点が多い。そのため、電照ギクを対象に、ぼかし肥料の原料の相違がガスの発生や作物の生育に及ぼす影響を明らかにして、施設栽培におけるガス障害の防止を図る。
成果の内容・特徴
  1. 菜種油かすと魚かすを混合したぼかし肥料を表層施肥すると、ガス障害が発生し易い。しかし、土または米ぬかを配合することにより、アンモニアガス障害の発生を顕著に抑制できる(表1、表2)。
  2. ぼかし肥料の原料として米ぬかを配合することにより、肥料のpHが低下するため、表層施肥後のアンモニアガスの発生は抑制される(表1、表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 施肥基準に登載することができ、ぼかし肥料を作製するときの参考とする。
  2. 土壌pHの低下が著しい場合は、亜硝酸ガスが発生することがある。
図表1 221607-1.jpg
図表2 221607-2.jpg
図表3 221607-3.jpg
カテゴリ 土づくり 肥料 施設栽培 施肥

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