落葉果樹の休眠完了判定のための低温遭遇時間積算システム

タイトル 落葉果樹の休眠完了判定のための低温遭遇時間積算システム
担当機関 大分県農業技術センター企画情報部
研究期間 1997~2000
研究担当者
発行年度 2000
要約 アメダス等の気象観測地点の時別観測値や時別平均値を用いて、落葉果樹の休眠完了判定に必要な低温遭遇時間の積算や低温要求時間に到達する月日を計算する。大分県農業技術センター企画情報部・果樹部
背景・ねらい 落葉果樹は、一定時間低温に遭遇しないと休眠が完了せず、正常に発芽しない。このため、施設加温栽培では発芽、開花の不揃いや遅延、着花不安定等の問題が生じる。最近の研究で、自発休眠完了に必要な低温要求時間が明らかになっている。そこで、アメダス等の時別観測値を利用し、低温に遭遇した時間の積算及び低温要求時間に到達する月日を計算するシステムを開発する。
成果の内容・特徴
  1. 県内アメダス14地点と農業技術センター(宇佐)の計15観測地点を対象としている(図1)。積算には時別観測値と時別平均値を用いており、時別観測値がない場合(検索日以降、欠測)は時別平均値を利用して計算する。
  2. 地点名、温度条件、積算開始日、積算終了日を指定すると、時別観測値及び時別平均値による積算時間を積算する(図2)。
  3. 地点名、温度条件、積算開始日、遭遇時間を指定すると、低温要求時間に到達する月日を、時別観測値と時別平均値について計算する(図3)。
成果の活用面・留意点
  1. 落葉果樹の施設加温栽培でビニール被覆、加温開始時期の判定に利用できる。
  2. システムの利用にはマイクロソフト社のアクセスが必要である。
  3. 時別平均値はアメダス観測地点については1985年~1999年、農業技術センター(宇佐)については1994年~1999年を用いて算出する。
  4. 必要な遭遇時間については、利用者が調べる必要がある。
図表1 221659-1.jpg
図表2 221659-2.jpg
図表3 221659-3.jpg
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