水銀灯の終夜照明による大豆の収量および品質の低下

タイトル 水銀灯の終夜照明による大豆の収量および品質の低下
担当機関 福岡農総試
研究期間 2000~2000
研究担当者
発行年度 2001
要約 水銀灯の終夜照明によって、大豆の開花・成熟期が遅れ、遅れの程度は中生のフクユタカで大きく、早生のサチユタカで小さい。また、フクユタカは、5lx以上で稔実莢数の減少と百粒重の低下によって減収し、さらに11lx以上で品質が低下する。
キーワード 大豆、水銀灯、終夜照明、開花・成熟期、減収
背景・ねらい 農村地域における居住環境の整備や混住化の進展に伴い、道路灯、防犯灯、店舗や遊技場等の夜間照明が増加し、これらの照明による作物の生育および収量への影響が問題となっている。そこで、水銀灯による終夜照明が大豆の生育・収量および品質に及ぼす影響を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 照度0.5~44lxの範囲において、開花結実習性IVcのフクユタカは、IIIcのサチユタカに比べて照明による開花期や成熟期の遅延程度が大きい(表1)。
  2. 終夜照明により主茎長が長くなり、主茎節数が増大する。稔実莢数は、フクユタカでは5lx以上で減少するが、サチユタカでは減少はみられない(表1)。
  3. 成熟期まで放置した場合、フクユタカは5lx以上で減収し、11lx以上で品質の低下が大きくなる。一方、サチユタカは減収せず、品質の低下は小さい(表1)。
  4. 開花遅延は、開花前7日程度までの照明処理(但し処理期間は7日間のみ)で認められ、特に開花前27~21日の処理における開花遅延程度が大きい。50lxでは開花前14日までの照明処理により減収するが、15lxでは減収はみられない(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 終夜照明(水銀灯)による被害回避のための基礎資料として活用できる。
  2. 照明灯付近に大豆を作付けする場合、フクユタカよりもサチユタカが望ましい。
図表1 221687-1.jpg
図表2 221687-2.jpg
カテゴリ 大豆

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