ギニアグラス「ナツコマキ」の飼料成分

タイトル ギニアグラス「ナツコマキ」の飼料成分
担当機関 飼料作物研究室
研究期間 1999~2002
研究担当者 藤吉弘子
棟加登きみ子
梅田剛利
井上信明
平川達也
発行年度 2002
要約 ギニアグラス「ナツコマキ」の生草1番草の飼料成分は、「ナツカゼ」に比べると、粗蛋白質含量が高く、総繊維含量が低い。また、サイレージに調製した場合は、細胞内容物質と総繊維の消化率が高く、良質な粗飼料である。
背景・ねらい ギニアグラスは暖地型イネ科牧草の中では栄養収量は多いが、太茎等により収穫、調製が困難であり、ロールベール体系に適していないことから、普及上の問題点となっている。近年、これまでの品種「ナツカゼ」よりも細茎で乾燥が速くロールベール体系に適した新品種「ナツコマキ」が育成されたが、その飼料成分組成等は不明である。そこで、「ナツコマキ」の生育時期別飼料成分組成及びサイレージに調製した場合の飼料成分の消化特性を明らかにし、農家の自給粗飼料生産に役立てる。
成果の内容・特徴 「ナツコマキ」は、「ナツカゼ」に比べて次のような飼料成分の特性を有する。
1.
生草の穂孕期から出穂後7日までの飼料成分組成は、粗蛋白質含量が高く、総繊維含量は低い(表1、図1)。
2.
サイレージ調製時の穂孕期と出穂期の飼料成分組成は、細胞内容物質が多く、総繊維含量が少ない。また、細胞内容物質と総繊維の消化率が高い(表2、図2)。
3.
サイレージ調製時の繊維成分の消化率は、生育に伴い粗繊維、総繊維、低消化性繊維が低下する(表2)。
4.
サイレージの栄養価は、「ナツカゼ」に比べると高い(表2)。
成果の活用面・留意点 1.
ギニアグラス「ナツコマキ」を利用した作付計画を立てる際の参考として活用できる。
2.
牛に給与する場合、フォーレージテストで飼料成分を把握する。
図表1 222137-1.gif
図表2 222137-2.gif
図表3 222137-3.gif
図表4 222137-4.gif
カテゴリ 乾燥 新品種 品種

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