茶園における窒素溶脱量は収量増でも減少

タイトル 茶園における窒素溶脱量は収量増でも減少
担当機関 環境研究室
研究期間 1992~2001
研究担当者 勝田雅人
内村浩二
烏山光昭
発行年度 2002
要約 茶園における年間の窒素溶脱量は、降雨量より収量との関係が深く、生育の向上に伴い窒素溶脱量は減少する。
キーワード 環境保全、茶園、窒素溶脱、硝酸態窒素
背景・ねらい 茶園における窒素溶脱量は、吸収率の高い施肥技術、マルチ等で減少する。一方、樹勢を高め、窒素吸収量を増加させることも溶脱の減少には有効とされるが、裏付けるデータがない。
そこで、樹勢を反映する生育・収量と窒素溶脱量との関係を明らかにし、樹勢に視点をおいた環境保全型管理技術の開発、普及に資する。
成果の内容・特徴 1.
多腐植質黒ボク土の茶園では、窒素施用量が同じ場合でも、窒素溶脱量の年次間差は大きい(表1)。
2.
年間窒素溶脱量は、摘芽の乾物重、摘芽中の窒素量との相関が高い(図1~3)。
3.
年間窒素溶脱量と摘芽の乾物重の関係式により、収量の増加に伴う窒素溶脱量の減少量を推定できる(図2)。
成果の活用面・留意点 1.
平成4~13年のライシメータ試験のデータを用いた。
2.
窒素施用量の削減とともに適切な栽培管理により樹勢を高め、生育向上、増収を図ることが、窒素負荷の減少につながることを示す資料とする。
3.
収量の増加に伴う窒素溶脱の減少量は、施肥法等によっても異なり、一事例として活用する。
図表1 222219-1.gif
図表2 222219-2.gif
図表3 222219-3.gif
図表4 222219-4.gif
カテゴリ 管理技術 栽培技術 施肥 茶

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