| タイトル | パインアップル園における部分耕起栽培と植生帯併用による赤土流出防止技術 |
|---|---|
| 担当機関 | 沖縄県農業試験場 |
| 研究期間 | 1999~2003 |
| 研究担当者 |
亀谷茂 儀間靖 宮丸直子 竹内誠人 目取眞要 仲宗根福則 |
| 発行年度 | 2002 |
| 要約 | パインアップルの新植時に植え付け2列・2畦部分を耕して、ビニールマルチ栽培を行う部分耕起栽培と、斜面下部にシグナルグラス2m幅の植生帯を設けることにより、赤土流出を大幅に軽減することができる。 |
| キーワード | パインアップル、新植、減耕起栽培、植生帯、赤土流出防止 |
| 背景・ねらい | パインアップルは初期生育が遅いため、被覆率の小さい初期において土壌侵食は大きい。そのため、生育初期から十分な赤土流出防止対策が必要である。また、パインアップルの収量を低下させずに赤土流出を防止することが営農的対策として求められている。したがって、栽培体系の改善による赤土流出防止技術の開発が重要である。 |
| 成果の内容・特徴 | 1. パインアップルの新植時に管理道は不耕起とし、植え付け2列・2畦部分だけを耕起後、ビニールマルチ栽培を行う(図1)。 2. 部分耕起栽培と斜面下部の植生帯併用は慣行栽培より常に表面流渠水の濁度を低く抑えることができる(図2)。 3. 本技術では細粒質な赤土の流出量(河川や沿岸海域まで運ばれる微粒子)を慣行区の26%に抑えることができる(図3)。 4. 部分耕起栽培による収量および品質は慣行栽培と同等かそれ以上の効果が期待できる(図4)。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1. パインアップル新規植え付け時における技術である。 2. 傾斜が5%以内の平坦な場所に適する。 3. 慣行に比べ、作土深が浅くなり、砕土率が低下するため、カセットロータリーの改良が必要である。 4. 植生帯の幅は2m、草種は牧草のシグナルグラスを用いた。 5. 部分耕起栽培は省力化技術としても効果が期待できる。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| カテゴリ | 栽培体系 省力化 |
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