クラウン部冷却によるイチゴ「さがほのか」据え置き2年株の秋季花房出蕾・収穫時期の早進化

タイトル クラウン部冷却によるイチゴ「さがほのか」据え置き2年株の秋季花房出蕾・収穫時期の早進化
担当機関 佐賀農業セ
研究期間 2003~2006
研究担当者
発行年度 2006
要約 標高400mの中山間地域において、イチゴ「さがほのか」据え置き株を利用して2年目連続栽培を行う場合、クラウン部冷却を行えば、新たな花房が8月下旬から出蕾し、9月下旬から収穫開始できる。また、11月下旬までには次果房の収穫も開始できる。
キーワード イチゴ、さがほのか、据え置き2年株、クラウン部冷却、高設栽培
背景・ねらい 中山間地の夏期冷涼な気象条件や冷たい水を活用したイチゴ「さがほのか」の栽培技術を開発するため、高設栽培据え置き2年株に対する夏季クラウン部冷却が新たな花房出蕾、収穫開始時期に及ぼす影響について検討する。
成果の内容・特徴
  1. クラウン部冷却を行うと、新たな花房が8月下旬から出蕾し、9月下旬から10月下旬に収穫開始できる株の割合が高くなる(表1)。
  2. クラウン部冷却を行うと、11月下旬までに収穫開始できる株の割合が高く、加えて、次果房も連続して収穫可能となる(表2、図1)。
  3. クラウン部冷却を行わないと、11月下旬までに収穫できる株の割合が低く推移する(表1、表2)。
  4. クラウン部冷却を行うと、11月下旬までの商品果収量はクラウン部冷却を行わない株の5.7培程度確保できる(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 中山間地(標高400m以上)における「さがほのか」の高設栽培に適用できる。
  2. 6月6日から9月27日まで1昼夜連続でクラウン部冷却を行った結果である。
  3. クラウン部冷却期間中は、長さ15m、2条植の高設栽培槽において摂氏18.7±1.4度の水をクラウン部に密着させた冷却管(直径19mm鉄管)に毎時130リットル通水することで、8月から9月の冷却管の表面温度を最高で摂氏25.4度、平均で摂氏17~21度程度に制御した結果である。
  4. 1年目の株の収穫を延長し、花房の出蕾が途切れ、新たな花房の出蕾を検討した結果である。
  5. 緩効性被覆肥料(70日タイプ)N770mg/株を6月20日に施用し、7月下旬まで商品果を収穫、その後、古葉は摘葉、2~3芽に整理しダニ防除を行ったものである。

図表1 223280-1.jpg
図表2 223280-2.jpg
図表3 223280-3.jpg
カテゴリ 肥料 病害虫 いちご 栽培技術 中山間地域 防除

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