タイトル | トールフェスクとイタリアンライグラスの体細胞雑種における稔性個体の分離 |
---|---|
担当機関 | 草地試験場 |
研究期間 | 1995~1995 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1995 |
要約 | 細胞融合によるトールフェスクとイタリアンライグラスの不稔の雑種からキメラ的に両親のいずれかに酷似した個体が分離した。これらはすべて稔性があり、ミトコンドリア遺伝子の解析や根の蛍光反応により雑種性の保持が確認された。 |
背景・ねらい | トールフェスクの広域適応性とイタリアンライグラスの高品質性を合わせ持つ雑種を細胞融合により作出する。体細胞雑種は核だけでなく細胞質遺伝子も雑種である可能性が高く、交配では作出不可能な新素材として育種への利用が期待される。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 | 片親の遺伝子が一部だけ導入されたトールフェスクとイタリアンライグラスの属間雑種(フェストロリウム)育種のための素材として活用される。 これら雑種性の遺伝的追跡が必要である。 |
図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | 育種 イタリアンライグラス |