| タイトル | トリフルラリンにより誘導した2核性花粉が示す単受精 |
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| 担当機関 | [部会名]生物資源 |
| 研究期間 | 1996~1999 |
| 研究担当者 | |
| 発行年度 | 1996 |
| 要約 | トリフルラリンにより誘導された2核性花粉を用いることにより、高頻度に単受精を誘導することができる。本法は被子植物の受精メカニズム解明のための基礎研究を行う手法として有用である。 |
| 背景・ねらい | イネ科植物の雄性配偶体(小胞子)は2回体細胞分裂を行い、最終的に1つの栄 養核と2つの精細胞からなる3核性花粉を形成する。このため2ある精細胞の 内1つが極核と受精し、もう1つが卵細胞と受精することによって重複受精(double fertilization)が完了し正常な胚乳(3n)および胚(2n)が形成される。トリフル ラリンはコルヒチンと同様な微小管形成阻害剤であるため体細胞分裂を阻害す ることが可能であり、小胞子の第2分裂にトリフルラリンを作用させることに より精細胞の数を1つに減少させると同時に、通常半数性の精細胞を2倍性に することができると考えられる。トウモロコシの場合には1つの精細胞(2n)と 1つの栄養核(n)からなる2核性花粉が形成されるはずである。こうして得られ る2核性花粉は通常の重複受精を行わないため、植物の倍数性操作、受精現象の 解明に利用できる。 |
| 成果の内容・特徴 |
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| 成果の活用面・留意点 | 2核性花粉は高頻度で単受精を起こすことから、受粉受精の基礎実験の手法とし て有用である。また、倍数性の異なる系統間の雑種獲得率の向上に利用できる。ト リフルラリン処理は花粉のステージによって効果が著しく異なるため最適条件 を確認してから処理する必要がある。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| カテゴリ | 受粉 とうもろこし |
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