タイトル | 晩生、多収の半糯水稲新品種「みやゆたか」 |
---|---|
担当機関 | 宮崎県総合農業試験場 |
研究期間 | 1994 |
研究担当者 |
加藤 浩 滝田 正 山下 浩 吉岡秀樹 井場良一 川口 満 上田重英 永吉嘉文 荒砂英人 堤 省一朗 三枝大樹 若杉佳司 中原孝博 竹田博文 |
発行年度 | 2003 |
要約 | 水稲「みやゆたか」は「南海133号」/「西海215号」から育成された“晩生の晩”の半糯系統である。暖地の普通期水稲地帯で栽培できる半糯種としては、「柔小町」より多収であり、同等の粘りを持つ。 |
キーワード | イネ、新品種、半糯、普通期、多収 |
背景・ねらい | 現在、普通期水稲作付地帯では、中生の「ヒノヒカリ」作付面積が85%と高く、近年は気象災害等による収量、品質、食味への影響に加え、作業受委託等の水田営農の担い手への集約化の進む中で、管理や収穫、乾燥調整の集中による作業の競合、施設等の効率的利用が問題となっており作期の分散が重要な課題となっている。一方、外食産業の需要高まりを背景に、生産者の新形質米への高い取組意欲の下、早期作型の「ミルキークイーン」が拡大し県内外へ出荷されている。このような中で、暖地の普通期で栽培しやすい多収で品質の良い低アミロース米等の検討が行われており、ヒノヒカリとの作期分散が図れ、「柔小町」よりも熟期が遅く、多収で栽培特性が優れた晩生の良食味品種を育成する。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 乾燥 出荷調整 新品種 水田 水稲 抵抗性 品種 防除 良食味 |