タイトル | 機能性蛋白質が増加した大豆新品種候補系統だいず「東山205号」 |
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担当機関 | 長野中信農試 |
研究期間 | |
研究担当者 |
矢ケ崎和弘 山田直弘 坂元秀彦 関功介 袖山栄次 高松光生 谷口岳志 高橋信夫 牛山智彦 重盛勲 田中進久 |
発行年度 | 2008 |
要約 | だいず「東山205号」は、貯蔵蛋白質グリシニンを欠失し機能性蛋白質β-コングリシニンが増加した大豆系統である。「タマホマレ」よりやや早熟な晩生種で、収量は「タマホマレ」並、紫斑病とうどんこ病に強い。 |
キーワード | 機能性、新品種、大豆、β-コングリシニン |
背景・ねらい | 国産大豆の消費拡大のためには新たな需要を生み出す必要があり、機能性を強化した食品の原料として大豆を活用することは有効な手段である。大豆貯蔵蛋白質の主要成分のひとつβ-コングリシニンには血中中性脂肪の低減効果があり、この蛋白質を含む錠菓がすでに特定保健用食品として販売されている。β-コングリシニンの生産には、大豆から抽出した貯蔵蛋白質から分離するのに大きなコストがかかっていることから、β-コングリシニンの分離性と収率性に優れた原料が求められる。 そこで、β-コングリシニン以外の貯蔵蛋白質成分が少なく、β-コングリシニンを多く蓄積し、収量性の高い品種を育成する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 育種 うどんこ病 機能性 黒根腐病 コスト 消費拡大 新品種 大豆 抵抗性 品種 |