タイトル | bm3型トウモロコシサイレージ摂取牛の産乳性と第一胃液性状 |
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担当機関 | (独)農業・生物系特定産業技術研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2002~2004 |
研究担当者 |
大下友子 野中和久 久米新一 小酒井貴晴 上田宏一郎 三木一嘉 青木康浩 秋山典昭 |
発行年度 | 2004 |
要約 | 泌乳牛によるbm3型トウモロコシサイレージの乾物摂取量は、通常型トウモロコシや牧草サイレージよりも高く、産乳量は通常型トウモロコシ並である。bm3型トウモロコシの粗飼料価指数(RVI)は、牧草サイレージより短いものの乳脂率は変わらず、第一胃滞留時間が長く、第一胃液性状を安定させる効果がある。 |
キーワード | トウモロコシ、繊維消化率、乳用牛、RVI、第一胃液性状、飼料利用 |
背景・ねらい | 飼料自給率の向上や環境保全に配慮した泌乳牛の栄養管理技術の確立にはトウモロコシの利用拡大が不可欠であるものの、トウモロコシサイレージは有効繊維含量が低く、ルーメンアシドーシス等の疾病を招きやすいとの認識があるため、現在の泌乳牛への給与量は粗飼料中の3割以下(1日1頭当たり約5kg(乾物))と少ない。そこで、本研究では、リグニン合成抑制遺伝子を持ち、消化性の高い繊維が豊富とされるbm3型トウモロコシを利用して、トウモロコシサイレージの給与量増大が可能か否か、乳牛の採食性、産乳性、咀嚼行動および第一胃液性状から多面的に検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 管理技術 とうもろこし トウモロコシサイレージ 乳牛 品種 |