タイトル | 急傾斜地を有する放牧地の無線草刈機による荒廃回避 |
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担当機関 | (独)家畜改良センター |
研究期間 | 2005~2007 |
研究担当者 |
澤村篤 伊吹俊彦 井上秀彦 戸澤芳郎(家畜改良センター) 山本嘉人 住田憲俊 植村鉄矢(秋田県) 片平光彦(秋田県) 北川美弥 |
発行年度 | 2007 |
要約 | 放牧牛が採食できない雑草等が優占した急傾斜の放牧地において、無線草刈機は、100m程度離れた所からでも安全、快適、かつ高能率に遠隔作業ができ、年1~2回の作業の繰返しと放牧により、牧草の再生もみられ、荒廃を回避できる。 |
キーワード | 放牧、作業、草刈機、急傾斜地、公共牧場、無線操作 |
背景・ねらい | 急傾斜地を有する放牧地では、利用できる適切な機械がなく、放牧地で利用できる放牧地仕様の無線草刈機の開発(成果情報2004)を行ってきた。この中で、ワラビ、アズマネザサ等の地下茎を有する難雑草や雑灌木種により荒廃した牧区を抱える公共牧場から、土木機械を用いた高額な完全更新(56万円/ha)ではなく、放牧仕様の無線草刈機を用いた、草刈、施肥、播種等の管理作業で放牧を継続しながら雑草優占地から牧養力を有する放牧地にするための機械化技術への要望が出された。しかしながら、緩傾斜地でも雑灌木が繁茂した荒廃条件での更新事例がないこと、除草剤を用いた全面更新のように単年度で成果がみられないことから、複数年にわたる草刈を主体とした管理作業をこのような荒廃した牧区で実証試験を行い、その効果を明らかにすることをねらいとする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 機械化 傾斜地 雑草 除草剤 施肥 播種 わらび |