| タイトル |
桑遺伝資源の果実特性の評価 |
| 担当機関 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所 |
| 研究期間 |
1997~2000 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1997 |
| 要約 |
桑遺伝資源の特性評価の一環として、椹に関する特性について調査し、巨大な椹を多数着生する品種「大唐桑」を見い出し、食材用品種として優れた形質を持つことを明らかにした。
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| 背景・ねらい |
蚕糸・昆虫農業技術研究所では、桑遺伝資源として1,200品種余りを収集し、維持、管理している。これら桑遺伝資源の利活用を図る観点から、特性調査を行い、そのデータベース化を図るとともに育種素材としての利用を進めてきた。桑はこれまで蚕の飼料作物として位置づけられてきたが、最近では椹や枝を含め総合的に利用しようという機運が高まっている。そこで、桑遺伝資源保存品種の特性評価の一環として椹に関する調査を進め、食材用として優れた形質を持つ品種を選定する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 葉、枝、芽、花性など1次特性に関する調査はほぼ終了した。これらの特性調査結果はデータベース化され、インターネット上に公開されている。
- 椹の大きさ(長さ)は、平均値で2.0cmであった。「大唐桑」(図1)が4.9cmで最も大きく、次いで、「カナダ産桑B」(3.6cm)、「4倍性桑」(3.0cm)の順であった。
- 椹の重さは平均して1.3gであり、3.0g以上の品種は「大唐桑」(7.2g)、「カナダ産桑B」(4.6g)、「カタネオ」(3.3g)などわずか6品種であった。
- 椹の糖度は、品種によって6.62~0.8%まで変異の幅があり(図2)、全体の平均値は11.5%であった。糖度の高い品種として、「ミュリエノアール」(20.8%)、「伊達赤木」(18.1%)、「赤木」(17.5%)、「芽紫」(17.1%)等が選出された。
- 多数の椹を着生する10品種を用いて、10段階評価で椹の食味(官能)試験を行ったところ、「大唐桑」および「カタネオ」で比較的高い評価が得られた(表1)。
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| 成果の活用面・留意点 |
桑遺伝資源保存品種の中から、「大唐桑」等食材用として優れた形質を持つ品種が摘出された。これらの成果は遺伝資源事業の一環として行った特性調査の成果であり、インターネット上に公開されているので、多くの人が利用できる。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
育種
遺伝資源
桑
飼料作物
データベース
品種
良食味
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