| タイトル |
バキュロウイルスDNAの新しい調製法 |
| 担当機関 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所 |
| 研究期間 |
1997~1997 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1997 |
| 要約 |
バキュロウイルスDNAの調製時にみられるタンパク質とDNAとの共沈現象をヨウ素イオンのカオトロピック効果を利用することによって抑制し、高純度のDNAを短時間で回収することができる。
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| 背景・ねらい |
カイコ-遺伝子組換えバキュロウイルスによる有用物質生産系において、組換え素材であるウイルスDNAは通常、多角体に多数包埋されるウイルス粒子から調製される。定法では、DNAと共沈して純度を低下させるタンパク質をフェノールで繰り返し抽出除去するため、作業に時間を要していた。そこでヨウ素イオンのカオトロピック効果を応用しタンパク質の共沈現象を抑制することによってDNA同収操作の簡略化を図る。
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| 成果の内容・特徴 |
- 精製された多角体を炭酸ナトリウム溶解し、界面活性剤および酵素処理を施し、ウイルス粒子を分解した溶液にヨウ化ナトリウムを添加することによって、フェノール処理を省略したままで短時間のうちにウイルスDNAを回収する。
- 本法によって調製されたDNAは、精製処理を追加しなくてもCycle Sequence解析に求められるような高い純度のレベルに達している(図1)。このことからDNA調製過程で発生するタンパク質の共沈現象が本法によってほぼ完全に抑制されたことが示唆される。
[具体的データ]
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| 成果の活用面・留意点 |
本法の開発によって、遺伝子組換えによる高生理活性物質の生産に不可欠なバキュロウイルスDNAの調製操作の短縮化、人体に有害なフェノールの使用回避など、作業工程の改善が期待される。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| カテゴリ |
カイコ
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