タイトル | ギャバロン茶の部位別γ-アミノ酪酸(GABA)含量と仕上げ法 |
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担当機関 | 野菜・茶業試験場 |
研究期間 | 1996~1998 |
研究担当者 |
澤井祐典 吉冨 均 |
発行年度 | 1997 |
要約 | 嫌気処理した茶葉のγ-アミノ酪酸(GABA)含量は、葉の部分よりも茎の方が高い。従って、ギャバロン茶の仕上げは茎を除かずに行うと、GABA含量の高い製品が望める。 |
キーワード | γ-アミノ酪酸(GABA)、茎、ギャバロン茶の仕上げ |
背景・ねらい | 嫌気処理した茶葉から製造した茶は、血圧降下作用のあるγ-アミノ酪酸(GABA)を多く含み、ギャバロン茶として市販されている。GABAは、嫌気条件下で、グルタミン酸脱炭酸酵素の働きにより、グルタミン酸から生じるため、GABA増加量は、原料となる生葉の遊離アミノ酸含量に左右されると考えられる。遊離アミノ酸は、チャ新芽の葉位によりその含量が異なることが知られているが、嫌気処理した茶葉の葉位別GABA分布については報告がないため、これを明らかにし、ギャバロン茶の仕上げ技術の改善に生かす。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 茎は葉と比較してカテキン等内容成分の含量が異なり、ギャバロン茶の茎茶の血圧降下作用については確認が必要である。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
図表5 | ![]() |
図表6 | ![]() |
カテゴリ | 茶 |