| タイトル |
キャベツセル成型苗の炭酸ガス貯蔵法 |
| 担当機関 |
野菜・茶業試験場 |
| 研究期間 |
1998~2001 |
| 研究担当者 |
山下市二
壇 和弘
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
キャベツセル成型苗を20~23%のCO2雰囲気で、15℃暗所で15日間貯蔵できる炭酸ガス貯蔵法を開発した。CO2の発生にはドライアイスを使用する。苗の徒長抑制効果が高く、貯蔵後の苗質は良好で、生育、収穫量にも問題はない。また、O2濃度は制御する必要がない。
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| キーワード |
キャベツセル成型苗、炭酸ガス貯蔵法、徒長抑制
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| 背景・ねらい |
野菜苗の安定供給のためにセル成型苗の貯蔵方法の確立が望まれている。平成8~9年度のキャベツセル成型苗のMA(Modifiedatmosphere)包装貯蔵に関する研究で、高CO2雰囲気による貯蔵の可能性を示した。今回、ドライアイスをCO2発生源として、気密性貯蔵庫で簡易に大量の苗を貯蔵する方法を検討する。
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| 成果の内容・特徴 |
- キャベツ‘金系201号’コート種子を128穴セルトレイに播種、育苗した。高CO2雰囲気の苗徒長抑制効果を確認するため、雰囲気以外は、徒長し易い貯蔵条件(15℃、暗所)とし、貯蔵前に十分に灌水した。
- 容積5.7m3の貯蔵庫を用いる場合、庫内雰囲気を20%CO2にするのに必要なドライアイスは、1.95kgである。このとき、O2濃度は、約16%になる。
- 空気条件下におけるキャベツセル成型苗の呼吸量は0.344mgCO2/株・hrである。一方、20%CO2雰囲気下での呼吸量は、0.102mgCO2/株・hrに抑制される。
- 20%および23%CO2雰囲気で、苗草丈の伸長、地上部重量および葉数の増加が抑制され、葉身の緑色およびアスコルビン酸含量が保持される(表1)。また、定植後の生育と収穫量も良好である(表2)。
- CO2濃度が26%を越えるような極端な高CO2雰囲気は、徒長および葉数の増加を抑制するが、葉先が縮れ、地上部重量とアスコルビン酸含量は顕著に減少する(表1)。この現象はCO2障害と考えられ、出庫後苗は枯死して、定植するに至らない(表2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
用いた貯蔵庫を20%CO2雰囲気にするのに要する費用は、ドライアイスでは900円、液化炭酸ガスでは360円程度と見込まれる。本貯蔵庫にはキャベツセル成型苗50~100トレイ貯蔵可能である。苗貯蔵条件改善の基礎資料とする。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| カテゴリ |
育苗
キャベツ
栽培技術
播種
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