地域資源情報解析のための水文情報表示ソフト

タイトル 地域資源情報解析のための水文情報表示ソフト
担当機関 農業工学研究所
研究期間 1996~1998
研究担当者 早瀬吉雄
発行年度 1996
要約 従来、年表形式で整理された水文観測データは、利便性・共有化には不向きであった。パソコンを対象に、水文情報データの視覚的利用に資するため、操作性・利便性に優れた水文情報表示ソフトを開発した。
背景・ねらい 東南アジアでは、流域の地形条件と水文環境によって、乾期作、雨期作などの種々の営農行動が取られる。雨の降り方と量・河川の灌漑水量は、時期と場所、さらに年によって変動するため、灌漑農民の最大の関心事となっている。このため、各国では、雨量・流量等の水文観測が継続され、流量年表の形で整理・集積されている。しかし、年表形式では、現技術者間でのデータの共有や各観測地点流量の比較検討を行うには非常に不便である。
 ここでは、地域資源情報の主要な要素である水文情報の解析・利活用に資するため、簡単で、操作性の優れた水文情報表示ソフトを開発した。
成果の内容・特徴
  1. 表示される項目は、流域と観測地点の位置図、希望する観測地点の年間流量グラフ及び30日間流量グラフ、流域全体の観測地点流量図である。
  2. マイクロソフト社のWindowsの動くパソコンを対象し、操作はメニュー・バーのメニューをマウスで選択すればよいため、初心者でも操作可能である。
  3. 入カデータは、流域境界線・河川と観測地点の座標位置及び観測地点・観測年をファイル名とした日流量等のデータである。
  4. 図1、図3の左半分に示すように、画面上に表示された観測地点図の希望する地点をマウスでクリックすると、図2に示すように1年間の日流量グラフが瞬時に表示される。流量軸は、対数表示と普通目盛りのグラフが選択できる。また、図4に示すように希望する日から30日間のハイドログラフも表示でき、詳細な比較が可能である。このように、希望する複数地点のハイドログラフが簡単に併示できるので、河川の上・下流でどのように流況が変化しているかを簡単に比較・検討できる。
  5. 図1、図3の右半分に示すように、希望する日の全観測地点の流量が表示できるので、流域全体の流況把握だけでなく、観測データの相互チェックが容易に行える。
      ウィンドウー機能の特徴として、このソフトを複数個稼動させることによって、異なった観測年のグラフが表示でき、観測年による流況比較も容易に行うことができる。
成果の活用面・留意点  
水文観測データが水文情報データベース化され、インターネット等でネットワーク化されれば、本ソフトを用いることによって、パソコン操作の不慣れな技術者等でも容易に利用できるようになる。また、気温・雨具など気象の連続データも表示可能である。
図表1 227739-1.gif
図表2 227739-2.gif
図表3 227739-3.gif
図表4 227739-4.gif
カテゴリ データベース

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