タイトル | ORP屈曲点による硝化完了時点の検出とこれを用いたばっ気の自動制御 |
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担当機関 | 農業工学研究所 |
研究期間 | 2000~2000 |
研究担当者 |
金瀅中(韓国建国大学) 端憲二 本間新哉 柚山義人(JICA) |
発行年度 | 2000 |
要約 | ばっ気中の溶存酸素濃度を一定値に制御した場合、硝化の完了とORP屈曲点が一致することを見い出した。またこれを用いて,ばっ気量を節減しながら,有機物及び窒素除去のために無駄なくばっ気を行える自動制御システムを開発した。 |
背景・ねらい | 農村地域における農業用水や湖沼などにおいては、生活排水の流入により富栄養化が進んで問題となる場合がある。一方農業集落排水は小規模であることから、処理水の質・量ともに時間的変動が大きく、また管理者は施設に常駐しない場合が多いなどの制約がある。 本研究では、これら条件下においても低コストで優れた処理性能を安定して発揮できる自動制御システムを開発した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 本研究により、ORPを用いた自動制御システムが経済性と高度処理性能をあわせ持つことが示されが、今後実スケールでのプラント実験による検証が必要と考えられる。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 自動制御 低コスト |