タイトル | 18.農業集落排水汚泥の天日乾燥技術の改良 |
---|---|
研究期間 | 2001~2003 |
研究担当者 |
中村真人 柚山義人 |
発行年度 | 2003 |
要約 | 農業集落排水汚泥の天日乾燥施設において、砂を充填した汚泥乾燥床にポリエステル製不織布を敷き、その上で汚泥を乾燥させ、それを早期に取り出してコンクリート上で破砕する方法が乾燥に要する総時間の短縮、乾燥汚泥の回収作業性の向上、砂の付着防止、汚泥乾燥床の汚れ防止等に有効である。 |
背景・ねらい | 農業集落排水事業においては、平成14年度からの新規採択地区について、発生する余剰汚泥の再資源化を求めている。農地利用する場合、品質、安全性に関しては、コンポストが優れているが、施設の建設、維持管理に多額の費用が必要である。このため、選択肢の一つとしてコンポスト化以外の経済的で有効な再資源化方法が模索されている。汚泥の天日乾燥は東海地方を中心に約10箇所の施設で行われている方法(図1)で、化石エネルギーをほとんど必要とせず、農業集落排水施設の通常の維持管理に月3時間ほどの追加作業で農地還元可能な乾燥汚泥を生成できる。しかし、汚泥の回収作業性が悪い、低温期の乾燥が遅い等の課題があったため、本報では実験的にその改良法を見いだすことを目的とする。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 乾燥 モニタリング 野菜栽培 |