高知方式湛液型ロックウールシステムによるキュウリの抑制栽培

タイトル 高知方式湛液型ロックウールシステムによるキュウリの抑制栽培
担当機関 高知県農業技術センター
研究期間 1998~1999
研究担当者 細川卓也
前田幸二
浜渦敬三
発行年度 1999
要約  高知方式湛液型ロックウールシステムによるキュウリの抑制栽培では、‘なおよし’を使用し、育苗期には山崎キュウリ処方準拠の0.4単位、本圃では1.0単位の培養液を用いて摘心仕立てで栽培することで、土耕に比べて著しく増収する。
背景・ねらい
高知県内のキュウリの栽培面積は年々減少しており、栽培管理の省力化、増収技術の確立およびナスやトマト等との組み合わせも含めた新作型の開発による経営の安定化が望まれている。そこで、当センターで開発し、促成ナスで有利性の認められた高知方式湛液型ロックウールシステムでの抑制キュウリの適合性を検討し、その栽培技術を開発する。
成果の内容・特徴
  1. 定植時期および収穫期間:9月10日前後に定植して、12月末に収穫打ち切りとする。
  2. 品種:‘なおよし’(台木‘スーパー雲竜’)とする(図1)。
  3. 育苗:接ぎ木時に75×75×75㎜のロックウールキューブに移植し、培養液は山崎キュウリ処方に準拠した0.4単位の濃度とする(表1)。定植する苗の大きさは本葉3.5葉程度とする。
  4. 本圃:培養液は山崎キュウリ処方に準拠した1.0単位の濃度とする(図2)。仕立て法は摘心仕立てとし、主枝は18節摘心、第1次側枝は主枝の6~9節および15~18節は1節摘心、主枝の10~14節は2節摘心、第2次側枝は放任とする(図3)。温度は昼温を午前28℃、午後25℃、夜間は平均夜温13℃の変夜温管理とし、培地は無加温とする。
  5. 特徴:土耕栽培に比べて第2次側枝の着果が多く、著しく増収する(図4)。
成果の活用面・留意点
  1. 小分割には必ず、秀品で肥大のよい(500g以上)イモを用いる。
  2. 小イモの頂芽部が突き出たもの、扁平なものは、奇形イモができるため使わない。
  3. 小イモを植え付けるときは、頂芽を横向きにして植え付けるとよい。
  4. 新品種が育成された場合の早期増殖、普及に有効である。

図表1 228789-1.jpg
図表2 228789-2.jpg
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カテゴリ 育苗 きゅうり 経営管理 栽培技術 省力化 新品種 台木 接ぎ木 トマト なす 品種

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