カタクチイワシ耳石中のSr:Ca比による発生水域推定の試み

タイトル カタクチイワシ耳石中のSr:Ca比による発生水域推定の試み
担当機関 (独)水産総合研究センター 瀬戸内海区水産研究所
研究期間
研究担当者
発行年度 2002
成果の内容・特徴 瀬戸内海に分布するカタクチイワシには太平洋系と瀬戸内海系の2系群が混在している。しかし、成魚について、その発生海域を特定する手法は開発されていない。このため、資源管理単位としての系群が便宜的なまま設定されている。そこで、耳石中の微量元素を分析することにより発生海域、回遊履歴が推定できるか否かを検討する。
  1. カタクチイワシ耳石表面のSr:Ca比と生息域の塩分との間には正の相関が示された。
  2. Sr:Ca比を計測することにより低塩分水域(主に極沿岸域)に分布した経験の有無についての推定が可能となった。
[成果の活用面等]
成果の活用面・留意点 発生海域の特定までにはおよばないが、河口域等の低塩分水域で発生した群れの区別には使用することが可能。資源管理単位の海域設定等に寄与し得る。
図表1 229279-1.gif
図表2 229279-2.gif
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