豊後水道東岸域における浮魚類の漁獲と海水温の関係

タイトル 豊後水道東岸域における浮魚類の漁獲と海水温の関係
担当機関 愛媛県水産試験場
研究期間
研究担当者
発行年度 2003
背景・ねらい ねらい・目的:
豊後水道東岸域では、黒潮起源の暖水塊が沿岸域に侵入する「急潮」によってしばしば水温の急激な上昇が見られ、特に5月以降の急潮では浮魚類の漁獲が増加することが経験的に知られている。このため、浮魚類の漁獲と海水温の関係を明らかにし、精度の高い漁海況予報につなげることを目的とした。
成果の特徴:
  • 1999~2003年の夏季(5~8月)のまき網の日別水揚量と水温を検討した結果、急潮後に浮魚類の水揚量が増加しており、浮魚類は急潮により外海から加入していることが強く示唆された。
  • 主要浮魚類の水温別魚種組成比を見ると、水温が高くなるにつれて、マアジ→マアジ当歳魚→カタクチイワシ→ソウダガツオと魚種組成が変化しており、魚種によって水揚げされる水温帯が異なることが明らかとなった。
  • 以上により、まき網における浮魚類の魚種組成の変化は、主に水温に依存していると考えられ、波及してくる暖水の水温を指標とした精度の高い浮魚類の漁海況予報が期待できる。
成果の活用面・留意点
  • 通信衛星を利用して取得したリアルタイムの水温データをもとに、水温を指標とした浮魚類の漁海況予報を行う。
  • 併せてリアルタイムの水揚量を把握し、漁獲と水温の関係を日々検証しながら漁海況予報を行うシステムを構築する。
  • 以上の成果は、水産研究成果情報「リアルタイムの漁況・海況情報提供システムの構築」に応用した。
図表1 229426-1.png
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