| タイトル | トラフグの環境調和型養殖 |
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| 担当機関 | 福井県水産試験場 |
| 研究期間 | 2003~2004 |
| 研究担当者 |
山田洋雄 中島輝彦 領家一博 鈴木聖子 |
| 発行年度 | 2004 |
| 背景・ねらい | 本県のトラフグ養殖は、海面養殖業の主力を占めるが、地区や経営体間で成長や生残 率に差が生じ、生産量は必ずしも安定していない。持続的養殖生産確保法の施行により、養殖漁場の汚染を改善するための施策を講じることが求められている。 |
| 成果の内容・特徴 | 飼育密度を現状の養殖の1/2にした場合、成長量の増加,エラムシ寄生数の減少などのメリットが挙げられたが、利用できるエネルギー量の増加から、比肝重(体重に対する肝臓重量の割合)が増加し、生残率の低下によりトラフグ1kg生産当たりの環境への負荷量が増加したと推察され、給餌率とあわせた改善が必要と考えられた(図1)。季節毎の給餌率(総魚体重量に対する餌の重量割合)を現状の養殖の2割程度減少させた場合、比肝重の減少、エラムシ寄生数の減少、トラフグ1kg生産当たりの環境への負荷量の減少などのメリットが、成長量減少のデメリットが挙げられた(図2)。以上のことから、低密度飼育と低率給餌の組み合わせにより、健康で、環境に優しく、成長の良いトラフグ生産の可能性が示唆された。配合飼料主体の給餌より、生餌主体の給餌の方が成長は良いが、配合飼料主体とした餌料系列でも、11月以降水温上昇期まで餌喰いの良いモイストペレットに切り替えることで、翌年の11月には出荷サイズ(約800g)にまで成長し、1kg生産当たりの環境への負荷量も減少するなどのメリットが挙げられ、環境保全効果が確認された(図3)。また、混養飼育中のカワハギやアイゴ等によるエラムシ卵の捕食が確認された。これは、薬品を使用しないエラムシ駆除法として有効である可能性があり、今後は捕食の選択制や排泄後の卵の生死を検討したい。 |
| 成果の活用面・留意点 |
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| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| カテゴリ | 経営管理 出荷調整 |
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