| タイトル | モクズガニの養殖装置及びその使用方法 |
|---|---|
| 担当機関 | 山形県水産試験場 |
| 研究期間 | 2001~2001 |
| 研究担当者 |
山形県水産試験場 浅海増殖部 本登 渉 |
| 発行年度 | 2006 |
| 背景・ねらい | モクズガニは卵から稚ガニまでの生産及び稚ガニでの放流は全国各地で行われているが、稚ガニ以後の飼育や養殖は、カニ同士の共食いが障害となり、いまだ大量生産の技術はできていない。このため、共食いを防止する養殖装置と飼育方法を開発する。 |
| 成果の内容・特徴 | ・共食いを防ぐ装置は、カニ同士の接触の機会を少なくすることにより、共食いを少なくさせるものであり、カニが通れるパイプ類を一体化し隠れ場所として利用するものである(写真1)。 ・この装置の利点は、水中に平行に複数設置するもので、装置内の水の交換が良くなり、かつ、餌が全体に行きわたり、また、カニが自由に行動できるということである。 ・モクズガニは川の上流に向かって移動する習性があり、これらの装置を楕円形の流水式の水槽に入れることで、装置内の水の交換が行われ(写真2)、また、水槽壁面との間に隙間を設けることにより、流れに逆らった行動が自由にできるようになる。 ・カニの成長に合わせ装置サイズを大きくして飼育密度を調整し、成長を促進させる。 ・シュロブラシ等を使用した従来の方法と比較して、脱皮後の軟甲個体の捕食が低減され、共食いを防止する効果があり、生残、成長ともに良好だった(図1)。 ・この養殖装置と飼育方法は他のカニ類に対しても使用できると思われる。 ・この技術の一部は山形県が特許を取得した。 |
| 成果の活用面・留意点 | ・装置サイズの調整と装置の交換時期を適正に行えないと、結果的に共食いを助長する可能性がある。 ・他の甲殻類へ応用できる。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| カテゴリ |
| 三陸~房総沖の表層における炭酸系物質の収支 |
| 納豆菌の粘質物生産に関与する遺伝子の構造と機能解析 |
| 丸太の段階で製材品の強度を推定する |