大型クラゲの粉末化 第2報

タイトル 大型クラゲの粉末化 第2報
担当機関 青森県ふるさと食品研究センター
研究期間 2004~2006
研究担当者 富田秀弘
油野 晃
発行年度 2006
背景・ねらい
近年、大型クラゲが本県沿岸に多量に来遊し、漁業に被害を与えており、駆除法が研究されている。しかし、大型クラゲを海洋のタンパク資源として見れば、多量の資源を無駄にしていることになるので、中間素材としてクラゲを粉末化することを試みた。前報1)では、デンプンを加えて粉末化する加工法を報告したが、本試験ではデンプン無添加の粉末加工を開発したので、その結果を報告する。

成果の内容・特徴 1 乾燥前処理

 冷凍保存した大型クラゲを解凍、スライス、脱塩(水晒し)、破砕した後、減圧濃縮してクラゲペーストとすることで、乾燥助剤を加えることなくドラム乾燥が可能となる。

2 ドラム乾燥

 ドラム乾燥機で乾燥を行う。クラゲ粉末は、既成の回収容器だけでは回収しきれないので、ドラムの下から既成の回収容器までの広い範囲に回収容器を設置すると、回収率が改善される。

3 乾燥物の栄養成分

 クラゲ粉末の栄養成分は、粗タンパク質83.4%、灰分7.2%、炭水化物は3.2%、水分6.1%であった。

 灰分は、Caが4999mg/100gと最も多く、次いでFeが926mg/100g、Kが793mg/100gであった。

成果の活用面・留意点
大型クラゲを粉末化したため、保存性が高く、かさばらす、各種の加工品に利用可能である。ただし、多少クラゲ特有の臭いがあるので、使用量には注意が必要である。


図表1 229900-1.pdf
カテゴリ 加工 乾燥 ばら

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