マコガレイ産卵場の特性

タイトル マコガレイ産卵場の特性
担当機関 兵庫県立農林水産技術総合センター
研究期間 2005~2007
研究担当者 安信秀樹
発行年度 2008
背景・ねらい
近年、マコガレイは資源の低下が著しい。マコガレイは、特定の場所で産卵することが知られているが、底土から受精卵が見つかった例は極めて少なかった。産卵場は生物生産の起点となる場所であり、その機能を維持、向上させることは重要である。そこで、産卵場を特定し、その区域を開発から保護し、さらには、産卵親魚の禁漁を実施することによる資源増大を図る。
成果の内容・特徴 播磨灘、大阪湾および紀伊水道の合計9箇所で、底土から大量の受精卵を検出した(図1)。最も多く採集された地点では、110,640個/m2の受精卵が確認された。産卵場の特徴は岸に近く、底質は泥から砂、砂礫、礫に変わる区域で、岬の先端付近に位置することが多いことが明らかになった(図2)。また、水槽実験で泥質では受精卵はふ化せず、砂~砂礫で高いふ化率を示すことが確認された(図3)。
成果の活用面・留意点
産卵場と確認された地点には、魚礁の設置や投石などを実施せず、保護するようにしている。

図表1 230124-1.png
図表2 230124-2.png
図表3 230124-3.png
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