| タイトル | アワビの大量死を引き起こすフランシセラ症診断法の確立 |
|---|---|
| 担当機関 | 独立行政法人水産総合研究センター養殖研究所 |
| 研究期間 | 2006~2010 |
| 研究担当者 |
釜石 隆 後藤悦郎(島根県) 三輪 理 松山知正 大迫典久(養殖研) |
| 発行年度 | 2008 |
| 背景・ねらい | メガイアワビ種苗生産場で感染症が原因と思われる大量死が発生したが、病原体は不明であった。そこで、本疾病について病理組織学的特徴を明らかにすること、分子の情報から病原体の分類学的位置を推定すること、病原体を分離・培養すること、さらに診断法を開発することを目的とした。 |
| 成果の内容・特徴 | 1 本疾病の病理学的特徴と病原体の組織内の分布を明らかにした(図1)。 2 分子系統学的解析から、本疾病の病原体はフランシセラ属細菌と推定された。 3 本疾病の原因細菌の分離・培養が可能となった (図2)。 4 分離菌を用いた感染実験により本疾病が再現された。 5 不明病と診断され保存されていたエゾアワビの組織ブロックと、本病原体特異プローブを用いた in situ ハイブリダイゼーションから、過去に本疾病がエゾアワビでも発生していたことが判明した (図3)。 6 本病原体検出のため、本菌に特異的なPCRプライマーと菌体に対するウサギ抗血清を作製し、それらの有用性を確認した (図4)。 |
| 成果の活用面・留意点 | PCRによる病原体の検出および、菌体に対する抗体を作成して,各地の公的種苗生産施設に提供することで,本疾病の診断・防除を容易にしアワビ種苗生産の安定化に貢献することが期待される。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| カテゴリ | 病害虫 防除 |
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